月: 2023年4月

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法務ニュース

認知症で3億円寄付は無効と提訴、意思能力と後見制度について

Tomishima-Takeru (2023/04/28 16:15)

 認知症の疑いがあった澁谷工業(金沢市)の前社長が3億円を寄付したのは意思能力を欠いており無効であるとして、遺族が金沢医科大学に対し損害賠償を求め提訴していたことがわかりました。準詐欺容疑での刑事告訴も検討しているとのことです。今回は意思能力と後見制度について見ていきます。

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法務ニュース

北海道の水産会社のインサイダー取引事件、専務に懲役1年6ケ月求刑

cw-e.r (2023/04/28 14:17)

「TOBを成立させたくてやってしまった。」被告人質問で謝罪の弁を述べた三印三浦水産株式会社(函館市)の専務。インサイダー取引などを行った罪に問われ、検察側から懲役1年6か月を求刑されました。情報漏洩が原因の一つとなり、巻き起こった今回の事件。本記事では、事件の経緯を整理すると共に、情報漏洩防止のために企業ができる対策について考察します。

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法務ニュース

消費者庁が改善指導実施状況を公表、虚偽・誇大表示とネット監視について

Tomishima-Takeru (2023/04/26 17:52)

 消費者庁は25日、令和5年1月~3月のインターネットにおける健康食品等の虚偽・誇大表示の監視実施状況を公表しました。167の事業者に改善指導を行ったとのことです。今回は消費者庁によるインターネット監視と誇大表示について見ていきます。

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法務ニュース

ゴルフクラブが元外国籍を理由に入会拒否、違法性認められず

cw-e.r (2023/04/26 07:00)

会員制ゴルフクラブが、そのクラブに申し込んだ男性の入会を拒否。その理由をめぐり訴訟にまで発展しました。
原稿となった三重県の40代男性は、入会却下の理由が自身の国籍にあったと主張。精神的な苦痛を受けたとして、慰謝料など約330万円の損害賠償を求めて提訴していました。しかし、津地方裁判所は男性の請求を棄却。「私的団体であるゴルフクラブが元外国籍であることを理由に入会を拒否することに違法性はない」と判断しています。

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企業

ビル賃貸借契約の解約をめぐりTOCと元賃借人が双方を提訴

cw-e.r (2023/04/25 09:04)

婦人・子供服卸売業を営む東京都の株式会社ラピーヌ(東証スタンダード上場)は、4月19日、同社が2021年4月末日まで事務所を構えていたTOCフロントビルのオーナーである株式会社テーオーシーより、 2022年9月12日付で、中途解約による損害賠償請求訴訟を提起されていたことを発表しました。これに先立つ、2022年2月21日、ラピーヌはテーオーシーに対し保証金返還訴訟を提起していました。

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企業

旧村上ファンド系がコスモHDに取締役選任要求、株主提案について

Tomishima-Takeru (2023/04/21 17:32)

コスモエネルギーホールディングス(HD)は20日、大株主の旧村上ファンド系投資会社から、6月の定時株主総会で新たに社外取締役の選任を求める提案を受けたと発表しました。取締役候補は弁護士の渥美陽子氏とのことです。今回は会社法が規定する株主提案について見直していきます。

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企業

そごう・西武売却で株主が提訴、取締役の行為差止について

Tomishima-Takeru (2023/04/20 08:44)

 セブン&アイホールディングスによる百貨店「そごう・西武」の売却をめぐり、株主2人が売却の差し止めを求め提訴していたことがわかりました。会社に回復できない損害が生じるおそれがあるとのことです。今回は会社法が規定する取締役の行為差止め請求を見ていきます。

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法務ニュース

空間除菌クレベリン、不当表示で6億円の課徴金納付命令

cw-e.r (2023/04/20 07:00)

新型コロナウイルスやインフルエンザの感染対策商品として注目されていた、空間除菌剤「クレベリン」。スティック型とスプレー型、置き型の5つの商品に「空間に浮遊するウイルス・菌を除去」などの文言を商品パッケージなどに表示し販売していました。

消費者庁は4月11日、景品表示法第5条の規定(不当な表示の禁止)に違反するとして、販売元の大幸薬品株式会社に対し、課徴金納付命令を発出しました。