掌紋データ誤登録で殺人犯の特定遅れる
2011/11/28 訴訟対応, 刑事法, その他

概要
東京都板橋区で99年12月、元会社事務員、茅野百里香さん(当時28歳)が殺害された事件で、警視庁が当時現場から採取した手のひらの痕である掌紋について判断を誤り、警察庁が管理するデータベースに誤登録され、同事件の被告の特定が遅れていたことが分かった。同被告は今年7月に茅野さん事件で逮捕されるまでの約12年間に別の窃盗事件などで数回逮捕されていた。
掌紋登録
掌紋は指紋と同じく,遺伝的形質で,各人に固有かつ終生不変であり,個人鑑別,親子鑑別,人類学的研究に利用される。現場に残された掌紋は、手の左右や手のひらのどの部分か見極めたうえで、側面を含め片手につき四つの部位に分けてデータベースに登録する。
雑感
掌紋登録が正確になされていれば、後の窃盗や強盗傷害等は起きなかったかもしれない。掌紋は犯罪捜査の決定的証拠になるものである。同様のミスが他の道府県警察署で行われていないかの確認や、更なる登録手続きの厳格化を求めたい。
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