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過去文書を資産化し、条項単位で検索・再利用できる AI 搭載オンラインエディタLAWGUEが、PDFファイルのインポート機能を8月24日にリリースしました。
PDFファイルは通常編集ができないファイルのため、過去資産としての再利用(文章の再利用等)が難しいという課題がありましたが、本リリースで、LAWGUE上にPDFファイルを編集可能なデータとしてインポートし、類似検索やテキスト検索、条項単位の再利用・再編集が可能になりました。
今回のPDFファイルのインポート機能により、以下のような課題の解決が期待できます。
・コピー&ペーストでは再利用が難しいPDFファイルを編集可能なデータとして再利用
・ファイル名のみでの検索が一般的なPDFファイルを、ファイル内部のテキスト検索だけでなく、類似検索まで可能
・PDFファイルしかない約款等の改訂差分をLAWGUE上で確認
なお、本リリースでは、文字データ付きのPDFをインポート対象としていますが、スキャンした紙データに対する同機能の実現も追ってリリースを予定しているとのことです。
契約書の作成から締結までをワンストップで行える法務ナレッジ管理エディタ「LAWGUE」に、自社ナレッジを用いたAI契約書チェック支援機能が追加されました。
契約締結までの交渉の過程で、妥協した条項、いわゆる「不利条項」を簡単操作でLAWGUE上に保存でき、以後の契約書審査時に関連不利条項として、一覧表示させることができます(不利条項を受け入れた背景などもメモとして保存しておくと、合わせて確認できるようです)。
さらに、過去の不利条項と目の前の条項との差分比較も簡単に行えるため、過去の審査基準を念頭に入れての契約書審査が容易になりそうです。
法務担当者個人に属人化しがちで、ブラックボックスになりがちな契約法務の知見を会社全体として蓄積・共有して行けるのは魅力的ですね。
また、不利条項に関する情報を整理する中で、修正・審査ルールを確立できると、営業担当や新人法務担当者など、経験・スキルが豊富でない人材でもスムーズに契約書審査に対応できる場面を増やして行けると思います。
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