ソフトバンク、米3位の携帯電話会社「スプリント・ネクステル」への出資検討
2012/10/12 戦略法務, M&A, 会社法, その他
事案の概要
ソフトバンクは、アメリカ3位の携帯電話会社「スプリント・ネクステル」への出資を検討していることを明らかにした。
ソフトバンクが買収を検討しているアメリカの携帯電話会社「スプリント・ネクステル」は、契約件数およそ5,600万件で、最大手の「AT&T」、「ベライゾン」に次いで第3位。
ソフトバンクは12日午前、「協議していることは事実だが、現時点で決定した事実はない」とのコメントを発表した。
買収総額は1兆円を超えるとみられ、実現すれば、契約件数9,000万件を超える巨大通信グループが誕生する。
また、ソフトバンクに対して、みずほコーポレート銀行と三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行の3行が、買収資金として総額1兆8000億円規模の協調融資(シンジケートローン)を取りまとめる検討に入った。
ソフトバンクは10月、イー・アクセスの買収を発表するなど、拡大路線を展開していて、アメリカ進出で事業規模を世界へ広げたい考え。
一方、スプリントも11日、ソフトバンクとの協議を認めたうえで、「今後どうなるか、現時点ではわからない」との声明を発表している。
コメント
ソフトバンクがイー・アクセスに引き続き、米社を買収することを明らかにした。これが実現されれば、売上高世界3位の巨大な携帯電話会社が成立することになる。ソフトバンクは世界に情報網を広げて成長を目指すことになる。
関連コンテンツ
新着情報
- セミナー
- 和田 圭介弁護士
- 髙瀬 政徳弁護士
- 【リアル】業務委託契約 -契約審査 徹底演習シリーズ-
- NEW
- 2024/09/05
- 15:30~17:00
- 解説動画
- 斎藤 誠(三井住友信託銀行株式会社 ガバナンスコンサルティング部 部長(法務管掌))
- 斉藤 航(株式会社ブイキューブ バーチャル株主総会プロダクトマーケティングマネージャー)
- 【オンライン】電子提供制度下の株主総会振返りとバーチャル株主総会の挑戦 ~インタラクティブなバーチャル株主総会とは~
- 視聴時間1時間8分
- 解説動画
- 岡 伸夫弁護士
- 【無料】監査等委員会設置会社への移行手続きの検討 (最近の法令・他社動向等を踏まえて)
- 終了
- 視聴時間57分
- 弁護士
- 石田 雅大弁護士
- 弁護士法人かなめ
- 〒530-0047
大阪府大阪市北区西天満4丁目1−15 西天満内藤ビル 602号
- 業務効率化
- LAWGUE公式資料ダウンロード
- 弁護士
- 松本 健大弁護士
- オリンピア法律事務所
- 〒460-0002
愛知県名古屋市中区丸の内一丁目17番19号 キリックス丸の内ビル5階
- 業務効率化
- Legaledge公式資料ダウンロード
- まとめ
- 今年秋施行予定、改正景品表示法の概要2024.4.25
- 昨年5月に成立した改正景表法が今年秋に施行される見通しです。確約手続きの導入や罰則規定の拡大...
- ニュース
- 東京新聞記事の無断使用で、つくばエクスプレス側に賠償命令 ―最高裁2024.4.30
- 私鉄「つくばエクスプレス」を運行する会社が社内ネットワークに東京新聞の記事のコピーを無断で掲載...